和牛とは
明治時代以降の日本の在来種の牛と外国産牛との交配と改良から生まれた日本固有の肉用牛。
和牛は大きくわけると4種類
下記4つの種類の牛が和牛として認められている。
黒毛和種
全国の和牛の飼養頭数の約98%を占めています。(平成30年4月末時点)
特色は黒毛の単色、角やひづめ等も黒い。脂肪交雑、肉の色沢、きめや締り等肉質に優れた特性を持っている。
高森和牛も黒毛和種です。
褐毛和種
毛色は黄褐色から赤褐色で性質がおとなしいのが特徴。
黒毛和種よりは脂肪交雑の入り方は少ないものの、草を与えた健康な赤身の評判が高い。熊本の「肥後牛」や高知で改良された「高知系」が有名。
日本短角種
毛色は濃赤褐色、手間がかからず成長が早いのが特徴。
放牧に適していて東北地方の「南部牛」を基礎に改良を与えた品種。岩手を中心に飼われています。
無角和種
毛色は黒単色。山口県で在来和牛を改良し生まれた品種。
増体速度がはやく粗飼料の利用効率が高い。少数品種。
まだ肉用牛は交雑種や外国種の「アバディーン・アンガス」「ショートホーン」「ヘレフォード」等々もいますが、それはまた次回。
上記の4種類だけでも覚えていただければと思います。
肉マイスター田辺晋太郎さんの「焼肉のすべて」 和牛についての事も書いてありますので是非ご覧ください。 |