焼肉で何を頼む?焼肉屋10年の店主が普段の楽しみ方を正直に話します
正直に言うと、私が頼むメニューはめちゃくちゃ普通です。笑
10年間焼肉屋をやってきて、食べ歩きも続けてきましたが、特別なことはしていません。ただ、お店の特性に合わせて楽しむことだけは意識しています。今回はそんな話をします。
お店選びは「特性」で決める

焼肉屋といっても、それぞれ得意なものが違います。自分はそこで選んでいます。
- ホルモンが食べたい日 → ホルモンが得意なお店
- 炭火の香りを楽しみたい日 → 炭火焼肉のお店
- 牛タンが食べたい日 → 牛タンが看板のお店
- 全体的にレベルが高いお店でゆっくりしたい日 → 信頼できるお店
- 気軽にわいわい食べたい日 → チェーン店もあり
どのお店も好きです。使い方が違うだけで、どれも正解だと思っています。
初めてのお店の攻略法

初めて行くお店は、事前にネットで調べておきます。目的は「食べ損ねないようにするため」です。
お店によっては、予約時に人気商品を一緒に注文しておかないといけない場合もあります。当日行って「すみません、もう売り切れです」となると悲しいので。気になるお店は予約のタイミングで確認しておくのがおすすめです。
ふらりと入ったお店では、店員さんにおすすめを聞いて素直に注文します。これが一番間違いないです。焼肉屋のスタッフさんって、なぜか親切な方が多いんですよね。過去にあまり嫌な接客をされた記憶がない。聞くと丁寧に教えてくれることがほとんどです。
私が普段頼む流れ
基本的にはこの順番で頼んでいます。
【最初】タン・ユッケ・センマイ刺し

まずは牛タン(薄切り)から。あれば良いものを頼みます。続いてユッケ系があれば注文。センマイ刺しもあれば最初に頼みます。さっぱりしていて食欲が上がるので。
【中盤】ロース・カルビ→赤身

ロース系・カルビ系(小サイズがあれば)を挟みつつ、赤身に移行します。
赤身はお店と気分によりますが、ウデ系ならトウガラシが好きです。もも系ならシンシンやカメノコ、脂が少なめならランプあたりを選びます。ただしランプでもお店によってはサシがすごいこともあるので、基本的に正直に聞きます。
【レバーについて】

レバーは、そのお店がウリにしているようであれば注文します。特にレバーを推していないお店では無理に頼まず、他のおすすめ部位に切り替えます。レバーは鮮度とかその日の状態で印象がガラッと変わる部位なので。
【後半】ホルモンへ
ホルモンは脂が少なめのものを中心に選びます。上ミノが中心ですね。あればウルテも前菜的に頼むことがあります。
【〆の一品】ツラミ
もう一品食べたいなというタイミングでツラミを頼むことが多いです。もう一品食べたいなという気持ちに向いています。

少人数焼肉はハーフサイズをお願いする

私はそんなに量が食べられないので、少人数で行くと食べられるメニュー数が減ってしまいます。素敵なお店でハーフサイズで作ってくれるのは本当にありがたい。色々な部位を少しずつ食べたいので、気兼ねなく聞いてみるのがおすすめです。しかし、お店に無理を言ってはダメですよ。
焼肉屋には「普通のお客さん」として行く
自分はあまり肉関係者として食べ歩きには基本は行きません。楽しくなくなってしまうから。あちらも身構えてしまうので、普通に焼肉を楽しみたいだけです。仕事になっちゃう。
肉の関係者と行く焼肉はめちゃくちゃ楽しいですが。笑
それに、普通のお客さんとして行く方がめちゃくちゃ勉強になることが多いです。店員さんに素直に聞いて、教えてもらって、美味しいものを食べる。それだけで十分です。焼肉最高。
もし聞いて冷たい態度を取られたら、「合わなかったな」とそのお店に行かなければいいだけです。ただ、ネットやSNSに書くのはやめましょう。そのお店もきっと一生懸命頑張っています。
まとめ
- お店選びはその日食べたいものとお店の特性で決める
- 初めてのお店は事前に調べて食べ損ねないようにする
- ふらり飯は店員さんにおすすめを聞いて素直に注文する
- 頼む順番はタン→ユッケ→センマイ刺し→ロース・カルビ→赤身→ホルモン
- レバーはそのお店がウリにしているときだけ注文する
- 少人数のときはハーフサイズをお願いして種類を増やす
- 個人的な話だと、肉関係者としてではなく普通のお客さんとして楽しむ
→ 牛タンとは|4部位の違いを解説
→ センマイとは|第三胃の特徴を解説
→ カイノミとは?
→ ハラミとは|部位・特徴を解説
→ 上ミノとは?
→ ツラミとは?
→ 高い焼肉屋と安い焼肉屋の違いとは?
→ 牛肉部位図鑑|全部位まとめ
→ ホルモン図鑑|全部位まとめ
店主兼料理長|食べログ百名店4年連続選出
東京広尾 お肉屋けいすけ三男坊
肉のカット・焼き・提供までを一貫して行い、
“人生最高の肉体験”をテーマにコースを構築。
