1. HOME
  2. ブログ
  3. シキンボとは|金の延べ棒に似た外モモの赤身部位・ローストビーフに最適

シキンボとは|金の延べ棒に似た外モモの赤身部位・ローストビーフに最適

※シキンボはソトモモ(外モモ)の内側に位置する部位です。


基本データ

部位名シキンボ / Eye of Round
分類正肉
別名シキンボウ・マクラ(関西)
場所外モモ(ソトモモ)の内側
特徴脂が少ない・繊維が太く弾力がある・赤身のコクが濃い・ローストビーフに最適な形状
向いている料理ローストビーフ・焼肉(薄切り)・すき焼き・しゃぶしゃぶ

シキンボは外モモ(ソトモモ)の内側に位置する赤身部位です。
脂が非常に少なく、繊維が太くて弾力があるため、噛みしめるほどに赤身の濃い旨みが広がります。円柱状のすっきりした形がローストビーフに最適で、カットの仕方で大きく印象が変わる部位です。

外モモはよく動く筋肉が集まっているため全体的に硬めですが、シキンボはその中でも特に形状が整っており、筋肉質で赤身のコクが凝縮されています。脂が苦手な方・赤身の力強い旨みを楽しみたい方におすすめの部位です。

ハバキとは?
シンシンとは|赤身の王様


名前の由来

「シキンボ」という名前は、切り分けたときの形が金の延べ棒(シキン)に似ていることから名づけられたとされています。別名「シキンボウ」とも呼ばれます。関西では「マクラ」という呼び名が使われることもあります。


焼き方のポイント

シキンボは繊維が太く弾力があるため、カットが最も重要です。

  • カット → 繊維に対して直角(垂直)に薄くスライスする。繊維に沿って切ると噛み切りにくくなる
  • 厚さ → 薄切りがおすすめ。厚切りにする場合は斜めに包丁を入れる
  • 焼き方 → 強火でさっと両面を焼いてレアで止める。全体をあぶる感じで焼くのがポイント
  • ローストビーフ → 円柱状の形状を活かしてローストビーフにするのが最もおすすめ。赤身の濃い旨みが際立つ

✔ 味付けのポイント
塩ダレ・わさび醤油・甘口ダレとの相性が良いです。さっぱりした味付けでシキンボの赤身の旨みを引き立てましょう。


シキンボに合う飲み物

脂が少なく赤身の旨みが凝縮した部位のため、骨格のある飲み物との相性が良いです。

  • 赤ワイン(フルボディ) → タンニンがしっかりした赤身の旨みをしっかり受け止める
  • ハイボール → 炭酸が口をリセットして旨みをクリアに感じられる
  • 焼酎・辛口の日本酒 → キレのある後味が赤身の濃いコクと調和する

赤ワインとは?焼肉との合わせ方を解説
ウイスキーとは?ハイボールの基礎知識
日本酒とは?焼肉との合わせ方を解説


他部位との違い(和牛の場合・個体差あり)

部位脂感赤身感特徴
シキンボ★☆☆☆☆★★★★★脂が最も少ない・弾力ある食感・ローストビーフに最適
ハバキ★★☆☆☆★★★★☆ゼラチン豊富・焼肉向き・中にセンボンが眠る
シンシン★★★☆☆★★★☆☆赤身と脂のバランスが良い・上品

ハバキとは?
シンシンとは?
カメノコとは?


まとめ

シキンボは外モモの内側に位置する赤身部位です。脂が少なく繊維が太いため噛みごたえがありますが、薄くスライスしてレアで焼くことで赤身の力強い旨みをしっかり楽しめます。円柱状の形状を活かしたローストビーフが特におすすめです。

  • 分類:正肉
  • 外モモ(ソトモモ)の内側に位置する
  • 別名シキンボウ・関西ではマクラ
  • 名前の由来は金の延べ棒に似た形から
  • 脂が非常に少なく繊維が太い・弾力ある食感
  • 薄切りレアが焼肉での基本
  • 円柱状の形状を活かしたローストビーフが最もおすすめ

赤身の力強い旨みを楽しみたい方に。ひと噛みすれば、その濃厚さに虜になります。


ハバキとは?
シンシンとは|赤身の王様
カメノコとは?
牛肉のタンパク質|赤身肉の栄養を解説
牛肉部位図鑑|全部位まとめ

+ posts

店主兼料理長|食べログ百名店4年連続選出
東京広尾 お肉屋けいすけ三男坊
肉のカット・焼き・提供までを一貫して行い、
“人生最高の肉体験”をテーマにコースを構築。

関連記事