ミノとは|牛の第一胃の特徴・上ミノ・ミノサンドの違いを解説
■ この部位の場所

※ミノは牛の第一胃にあたる部位です。
基本データ
| 部位名 | ミノ / Rumen |
| 別名 | 第一胃 |
| 場所 | 4つある胃のうちの第一胃(最大・全体の約8割) |
| 特徴 | コリコリした食感/脂が少ない/高たんぱく |
| カロリー | 100gあたり約166kcal(ゆで) |
| 向いている料理 | 焼肉・ソテー・湯引き・酢の物 |
「ミノ」とは
ミノは牛の第一胃にあたる部位で、ホルモンの中でも歯ごたえの良さが特徴の人気部位です。上ミノとミノサンドに分かれます。
上ミノは脂が少なくあっさりした味わいで、焼肉では定番のホルモンとして親しまれています。ミノサンドはコリコリとした食感と濃厚な脂がサンドされた希少な部位です。
鮮度が良いものは臭みが少なく、噛むほどに旨みと食感を楽しめるのが魅力です。
4つある胃の中で最も大きく、胃全体の約8割がミノです。分厚い筋繊維と弾力性のある組織が特徴で、加熱してもコリコリとした食感が失われません。脂が少なく高たんぱくで、ホルモン初心者にも入りやすい部位として知られています。
ミノの名前の由来
「ミノ」という名前は、第一胃を切り開いたときの形が農具・雨具として古くから使われた蓑(みのかさ)に似ていることが由来とされています。見た目の特徴からそのまま部位名として定着し、今では焼肉店でも定番の呼び名になっています。
上ミノ・ミノサンドの違い
- ミノ(通常) → 薄く大きな部分。食べやすくあっさりした味わい
- 上ミノ → 特に肉厚で弾力がある部分。包丁で切れ目を入れることで食べやすくなり、噛むほどに旨みが出る
- ミノサンド → 身と身の間に脂を多く含む部分。コリコリ食感に脂の濃厚な旨みが加わる希少部位。取れる量が少なく高級焼肉店でしか出会えないことも
ミノの栄養
カロリーは100gあたり約166kcal(ゆで)で、カルビ(約370kcal)と比べて大幅に低カロリーです。高たんぱく・低脂質で健康志向の方にも選ばれています。
- たんぱく質 → 100gあたり24.5g・ホルモンの中でも高水準
- ビタミンB12 → 神経・血液細胞の健康維持に関わる
- 亜鉛 → 免疫機能・代謝をサポートする必須ミネラル
ミノに合う飲み物
あっさりした味わいのミノは幅広いお酒と相性がよく、食感のコリコリ感をより楽しませてくれます。
- レモンサワー → 酸味がミノのさっぱり感を引き立て、後味をすっきりさせる
- ハイボール → 炭酸がコリコリ食感をより楽しくさせる
- ビール → 爽快感がミノのあっさり感とぴったり合う
他部位との違い
| 部位 | 胃の場所 | 食感 | 味わい |
| ミノ(第一胃) | 最初の胃・最大 | コリコリ・弾力 | あっさり・さっぱり |
| シマチョウ(大腸) | 大腸 | プリッと弾力 | 脂の甘み・濃厚 |
| センマイ(第三胃) | 第三の胃 | 歯切れ良い・薄い | さっぱり・刺し向き |
まとめ
ミノは、歯ごたえとあっさりした味わいを楽しめるホルモンの定番です。4つの胃の中で最も大きく高たんぱく・低カロリーで、ホルモン初心者にもおすすめしやすい部位。お店では両面に隠し包丁を丁寧に入れ、フライパンでカリッと仕上げています。弱火だとジューシーな水分が出てしまうので、肉汁を逃さないように焼き上げることが大切です。包丁の入れ方や下処理の丁寧さで食感が大きく変わるため、お店ごとの個性も出やすいホルモンです。
→ センマイとは|第三胃の特徴を解説
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店主兼料理長|食べログ百名店4年連続選出
東京広尾 お肉屋けいすけ三男坊
肉のカット・焼き・提供までを一貫して行い、
“人生最高の肉体験”をテーマにコースを構築。
