カイノミとは|ヒレに最も近いバラ肉の希少部位・特徴を解説
カイノミは、バラ肉でありながら赤身と脂のバランスが絶妙な希少部位です。
ヒレに近い位置にあるため、柔らかさと上品な旨みを兼ね備えています。
「カルビの脂がちょっとしんどくなってきた」という方に、ぜひ一度食べてほしい部位です。
名前の由来は、切り出したときの形が二枚貝の身に似ていることから。一頭から取れる量が少なく、焼肉店でも通好みの希少部位として扱われることが多い部位です。
この部位の場所

※カイノミはトモバラの一部(中バラ)で、ヒレに最も近い位置にある部位です。
基本データ
| 部位名 | カイノミ / Flap meat |
| 別名 | 貝の実 |
| 場所 | トモバラの中バラ・ヒレに最も近い部位 |
| 特徴 | 赤身と脂のバランスが良い・上品な脂・やわらかい |
| 向いている料理 | 焼肉・ステーキ |
カイノミとは
カイノミはトモバラの中でもヒレに最も近い位置にある部位です。バラ肉でありながら、ヒレの柔らかさと赤身の旨みを兼ね備えた「いいとこ取り」の部位として知られています。
脂の質が良く、しつこさがないのが特徴です。カルビのようなこってりとした脂ではなく、上品でさっぱりとした脂の甘みが楽しめます。赤身の旨みもしっかりあるため、食べ疲れしにくいのも魅力です。
個人的に「大人のカルビ」と呼んでいます。同年代や年上の方、カルビの脂がだんだんしんどくなってきた方に一枚食べてほしい——そう思える部位です。友人に勧めると高確率で満足してくれます。
名前の由来
切り出したときの形が「二枚貝の身」に似ていることから「カイノミ(貝の実)」と呼ばれるようになったというのが有力な説です。左右一対のブロックしか取れない形状も、貝のイメージと重なります。
焼き方のポイント
カイノミはシンプルに焼肉で楽しむのが一番です。やや厚めにカットして、表面をカリッと強めに焼き、中の上質な脂を閉じ込めるのがポイントです。焼き加減はミディアムレアが目安。焼きすぎると硬くなり、せっかくの上品な脂の旨みが損なわれてしまいます。
✔ 焼き方のポイント
・やや厚めにカットする
・表面をカリッと強めに焼いて脂を閉じ込める
・焼き加減はミディアムレアが目安
・焼きすぎ注意——脂の旨みが損なわれる
他部位との違い
※和牛の場合。個体差で変わります。
| 部位 | 脂 | 赤身 | 特徴 |
| カイノミ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | バランス型・上品な脂・食べ疲れしない |
| 三角バラ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | 脂が強い・こってりジューシー |
| ミスジ | ★★★★★ | ★★★★☆ | 霜降り多め・とろける食感 |
カイノミに合う飲み物
バランス型の味わいなので、幅広い飲み物と相性が良いです。
- 赤ワイン(ミディアムボディ) →上品な脂と程よいタンニンが合う
- ハイボール →炭酸のキレが赤身の旨みを引き立てる
- レモンサワー →酸味がさっぱりと脂を流してくれる
自宅で楽しむなら
カイノミを自宅で楽しみたい方はこちらから。
◎ カイノミはこちら
カイノミは、カルビの旨みとヒレの上品さを同時に楽しめる、大人のための部位です。
脂がしんどくなってきた方こそ、一度試してほしい一皿があります。
まとめ
- トモバラの中バラ・ヒレに最も近い希少部位
- 赤身と脂のバランスが絶妙・上品でしつこくない
- やや厚めにカットして表面カリッと・ミディアムレアで
- カルビの脂がしんどくなった方に特におすすめ
- 焼肉で勧めると高確率で満足してもらえる部位
カルビを卒業したくなったら、カイノミへ。
→ 三角バラ|カルビの王様と呼ばれる希少部位
→ カルビとは?実は部位名ではない理由を解説
→ ヒレ肉とは|4つの部位の違いと焼き方を解説
→ 牛肉部位図鑑|全部位まとめ
店主兼料理長|食べログ百名店4年連続選出
東京広尾 お肉屋けいすけ三男坊
肉のカット・焼き・提供までを一貫して行い、
“人生最高の肉体験”をテーマにコースを構築。
