ハツモトとは|コリコリ食感の大動脈・赤コリ・特徴と仕込みを解説
ハツモトは牛の心臓につながる大動脈にあたる部位です。
別名コリコリ・タケノコ。白くイカのような見た目と、独特の弾力ある食感が最大の特徴。
脂が少なくクセもほとんどないため、ホルモンの中でも食べやすい部位として人気があります。
この部位の場所

※ハツモトは心臓につながる大動脈(下行大動脈)にあたる部位です。
基本データ
| 部位名 | ハツモト / Aorta |
| 別名 | コリコリ・タケノコ |
| 場所 | 心臓につながる大動脈(下行大動脈) |
| 特徴 | 強い弾力・コリコリした食感・白くイカのような見た目 |
| 希少性 | 一頭から約300g・超希少部位 |
| 向いている料理 | 焼肉・串焼き |
ハツモトとは
ハツモトは心臓(ハツ)の根元にある大動脈部分であることから付いた名前です。
別名コリコリ・タケノコ——その食感をそのまま表した名前が広く使われています。
ハツモトは心臓につながる大動脈、正確には下行大動脈にあたる部位です。牛の大動脈は体の中で最も太い血管で、厚みがあり非常に弾力が強い。一頭から約300gしか取れない超希少部位で、扱っている焼肉店は多くありません。
見た目は白くイカのような外観が特徴的です。赤身と白い部分がはっきり分かれており、脂が少なくクセもほとんどないため、ホルモン初心者にも食べやすい部位として人気があります。
下処理・仕込み
ハツモトの仕込みで最も重要なのは隠し包丁です。そのまま焼くとゴムのように噛み切れないため、細かく切り込みを入れることが必須です。切り込みを入れることで焼いたときにコリコリとした小気味よい食感が生まれ、噛み切りやすくなります。
脂がヌルヌルとまとわりついているため下処理に手間がかかる部位でもあります。丁寧な仕込みが食感と味わいに直結する部位です。
赤コリとは
ハツモトとハツをつなぐ心臓弁の部分を「赤コリ」と呼びます。ハツの食感とハツモトの食感、両方の特徴を持つ超希少部位で、提供している店はごく僅かです。見た目も食感も通常のハツモトとは異なり、サクサクとした歯切れの良さとあっさりした食べ心地が特徴です。見かけたら迷わず注文してみてください。
ペアリング
脂が少なくあっさりした部位のため、さっぱり系の飲み物との相性が良いです。塩ダレ・レモンとの組み合わせが特に抜群です。
- レモンサワー → 酸味がコリコリ食感を引き立てる
- ハイボール → 炭酸のキレとの相性が良い
- 軽めの白ワイン → 淡白な味わいを邪魔しない
他部位との違い
※個体差で変わります。
| 食感 | 脂 | 特徴 | |
| ハツモト | コリコリ・強い弾力 | 少ない | 食感メイン・淡白 |
| ハツ | やわらかめ・赤身寄り | 少ない | あっさり・肉っぽい旨み |
| ミノ | しっかりした歯ごたえ | 少ない | さっぱり・淡白 |
ハツモトはコリコリ食感を楽しむホルモンの代表格。
一頭から約300gしか取れない超希少部位です。
丁寧な隠し包丁が食感を左右する——仕込みの腕が出る部位です。
まとめ
- 場所:心臓につながる大動脈(下行大動脈)
- 別名:コリコリ・タケノコ
- 希少性:一頭から約300g
- 特徴:白くイカのような見た目・強い弾力・脂少なくあっさり
- 仕込み:隠し包丁が必須・そのまま焼くとゴムのような食感になる
- 赤コリ:ハツとハツモトをつなぐ心臓弁・両方の食感が楽しめる超希少部位
自宅で楽しむなら
ハツモトを自宅で楽しみたい方はこちらから。
→ ハツとは|部位・特徴・焼き方・食べ方
→ ミノとは|部位・特徴・焼き方・食べ方
→ 【保存版】牛ホルモンの部位を完全解説
店主兼料理長|食べログ百名店4年連続選出
東京広尾 お肉屋けいすけ三男坊
肉のカット・焼き・提供までを一貫して行い、
“人生最高の肉体験”をテーマにコースを構築。
