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ハラミとサガリとは?違い・部位・特徴をわかりやすく解説

ハラミとサガリは、牛の横隔膜にあたる焼肉の大人気部位です。
見た目は赤身肉そのものですが、実はホルモン(内臓肉)に分類されます。
柔らかくジューシーで脂がしつこくない——だから老若男女に愛される部位です。


ハラミとは

ハラミは牛の横隔膜(おうかくまく)の筋肉の一部です。横隔膜とは胸とお腹を分ける筋肉で、呼吸のたびに動く部位です。

横隔膜は全部で3本の筋肉で構成されています。左右に2本ある部分が「ハラミ」、中央に1本ある肉厚な部分が「サガリ」です。ハラミは一頭から2本取れます。

見た目も食感も赤身肉に近いですが、内臓(肺など)に隣接しているため内臓肉(ホルモン)に分類されます。「腹の身」という意味でハラミと呼ばれ、別名「カクマク」とも言います。英語では「アウトサイドスカート(Outside Skirt)」です。


サガリとは

サガリもハラミと同じく横隔膜の筋肉ですが、位置が異なります。サガリは横隔膜の中央にある肉厚な部分で、一頭から1本しか取れません。「サガリ」という名前は、横隔膜からぶら下がっているような形状に由来するとされています。英語では「ハンキングテンダー(Hanging Tender)」と呼ばれます。

肉質はハラミよりも脂が少なく、よりあっさりとした味わいが特徴です。厚みがあるため食べ応えがあり、赤身感が強い部位です。


ハラミとサガリの違い

※和牛の場合。個体差で変わります。

ハラミサガリ
場所横隔膜・左右2本横隔膜・中央1本・肉厚
本数一頭から2本一頭から1本
やや多め少なめ
味わい濃厚・ジューシーあっさり・赤身感強い
英語名Outside SkirtHanging Tender

どちらも同じ横隔膜の筋肉ですが、場所と肉質に違いがあります。焼肉店では明確に分けず、まとめて「ハラミ」として提供することも少なくありません。


地域によって呼び方が違う

ハラミとサガリは、地域によって呼び方が大きく異なります。

  • 関東 →ハラミとサガリをまとめて「ハラミ」と呼ぶことが多い
  • 北海道・東北 →ハラミもサガリもまとめて「サガリ」と呼ぶことが多い
  • 九州 →ハラミとサガリを明確に区別して提供する店が多い

食肉の表示に関する公正競争規約では「牛サガリ(ハラミ)」という表記で、両者を分ける義務はありません。気になる場合はお店のスタッフに確認するのが確実です。


ハラミがなぜ人気なのか

ハラミが焼肉で人気なのには理由があります。横隔膜は呼吸のたびに動く筋肉なので、適度に発達しています。そのため赤身肉のような旨みがありながら、独特の柔らかさと食感も持ち合わせています。

  • 柔らかくジューシーな食感
  • 赤身のような旨みと香ばしさ
  • 脂がしつこくなく食べやすい
  • カルビより低カロリー(ハラミ約342kcal・カルビ約455kcal/100gあたり)

こうした特徴から、カルビやロースと並ぶ、年齢・性別を超えた超人気メニューになっています。


自宅で楽しむなら

ハラミを自宅で楽しみたい方はこちらから。


ハラミとサガリは、見た目は赤身・実はホルモンという唯一無二の存在です。
焼肉店で見かけたら、ぜひ両方食べ比べてみてください。

まとめ

  • ハラミ・サガリはともに横隔膜の筋肉・ホルモンに分類される
  • ハラミは左右2本・サガリは中央1本で肉厚
  • ハラミはやや脂多め・サガリはあっさり赤身感が強い
  • 地域によって呼び方が違う(関東→ハラミ、北海道→サガリ)
  • カルビより低カロリーでヘルシー

ハラミ|部位・特徴・焼き方・食べ方
サガリ|部位・特徴・焼き方・食べ方
ホルモン図鑑|全部位まとめ
牛肉部位図鑑|全部位まとめ

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店主兼料理長|食べログ百名店4年連続選出
東京広尾 お肉屋けいすけ三男坊
肉のカット・焼き・提供までを一貫して行い、
“人生最高の肉体験”をテーマにコースを構築。

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